レタ
- 真辮 紬
- 2022年8月6日
- 読了時間: 10分
更新日:2024年10月13日

原型:トゲキッス♂
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参考台詞:
『うん?ボク胡散臭くないよー』
『人間も神も、自分勝手という意味では大差ないよ』
『キミのおかげでボクは…。うん。キミたちならまた、信じてもいいのかもな』
【覚醒】
『これが最後の試練だよ。全力で向かって来てね。大丈夫、ボクは死なないから』
『その目で見るな!クソッ!全部全部全部、アイツ(アルセウス)のせいだ!』
『大っ嫌いだよ!人間なんか!!…大っ嫌い、だったのに…っ』
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概要
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『創作寄りpkg世界(LA)』に登場する人物。キーキャラクター。メインキャラクターの一人。
自宅看板CPの一組。看板息子。
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プロフィール
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名前:レタ
年齢:23歳
身長:179cm
一人称:ボク
二人称:アイツ・キミ
誕生日:無し
誕生花:無し
家族:無し
他血縁者:無し
知情意:意
アイヌ語で『白い鳥(レタッチリ)』
※イメージCV・曲
イメージCV:豊永利行さん(オベロン&オベロン・ヴォーティガーン/FGO)
イメージソング:
『春嵐/初音ミク』
『ボッカデラベリタ/柊キライ』
『問わず語り/刀剣乱舞 東京心覚』
『くるりくるり/ナナムジカ』
『すずめ feat.十明』
『世界の終わりに/KOKIA』(レタ→ピリカ)
『ちはる/キタニタツヤ』(レタ→ピリカ)
『よろこびのうた/キタニタツヤ』(レタ→ピリカ)
『桜流し/宇多田ヒカル』(レタ→ピリカ)
『あわよくばきみの眷属になりたいな/peg』(レタ→ピリカ)
『私とワルツを/鬼束ちひろ』(ピリカ→レタ)
『いかないで/歌愛ユキ』(レタ→ピリカ)(紺/霧さんより)
『万華鏡キラキラ/RYTHEM』(トロルさんより)
イメージカラー:白色・赤色・青色
イメージフラワー:百合(黒/白)
花言葉:『純潔』『高貴』『威厳』/『復讐』『呪い』/『死者へ捧げる花』(一本の白百合)
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人物
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どこからともなく現れた、正体不明の旅人。
特定の一族以外は通れない関所を難なく通れたり、各一族の長から特別な待遇を受けたりするなど、とにかく謎が多い。
ある日、彼がエムシ(自宅翡翠主人公/ダイケンキ♀)の元に現れ、とある使命のもと共に旅をすることになる所から物語が始まる。
察しが良く他人の感情には敏感だが、自身の感情に対してはポンコツ。
ゆるふわ男子に見えて、ふとした瞬間遠くを見つめていたり、冷たい表情をする時がある。
何を考えているかイマイチよくわからない男。
実は神(アルセウス)から宝玉(プレート)を与えられた妖魔(ヨウマ)一族(妖精タイプ)の子孫…ではなく、与えられた本人。
数百年前から生きる、初代玉継者の一人。
宝玉の場所は『右の内腿』
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過去
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その正体は、神(アルセウス)の眷属であり、神の分身が魂に宿っている不老不死の人外。
彼の他にも、似た使命を背負った悪友とも言うべき仲間が二人いるが、他の二人はレタより特殊なため中々逢えず、基本独りぼっちで移り行く世界を見つめている。
神の試練を受けるに値する人間を選ぶ『選定者』であり、神の試練の最後を担当する『審判者』
(=自身が選び、今まで仲間として接してきた者と戦う運命を背負っている。)
神の試練が行われる度に、選定者としての役割を全うして来たが毎回、かつての仲間から「裏切り者」と憎しみを向けられる自身の使命に、心と身体が傷つき擦り減った結果、人間嫌いになる。(外傷は不死なので治る)
昔は今よりも荒れていて口調も穏やかではなかった。
今のレタのどこか達観したような穏やかな雰囲気は、諦めからくるものだと思われる。
神(アルセウス)の事が大嫌いだが、魂が縛られているため、逆らう事もできない。
(神はそんなレタを見てさらに楽しんでいる)
現在は、ピリカと今回の旅の仲間たちの人となりを見て「信じてもいい人間もいる」「必死にもがいて生きようとしている。努力している人間を見るのは、そう嫌いじゃない」と自身にはないものを持っている人間の事は好きになって来た。
しかしそれでも、最後の試練の時、仲間のみんながどんな反応を己に向けるかが怖い。
▼本編終盤ネタバレ
本編最終決戦にて。
レタは、エムシ(自宅翡翠主人公/ヒスイダイケンキ♀)の、最後の試練の相手を務める者『審判者』として立ちはだかる。
神(アルセウス)から定められた使命・役割とはいえ、結果的に旅の仲間たちを裏切る事になってしまった事、わかってはいたが、想いを寄せている一人の少女(ピリカ)に悲しい顔をさせてしまったことに半分自暴自棄となり仲間達に力を振るう。
最終的には、力に飲み込まれそうになるレタを、エムシに背中を押され託されたピリカが「一緒に帰りましょう」と手を伸ばし、エムシから試練を終わらせた者の権利を譲渡された事で、神(アルセウス)に対し「貴方が私たちに与えた宝玉(プレート)のせいで多くの人が苦しみ、傷ついています。貴方に縛られて生きています。レタさんもそう…。もうあの人と私たち神授一族を弄ばないでください。難しいのでしたら、せめて私が生きているうちは自由をお与えてください」と申し出、受け入れられる。
旅が終わった後は「どこにいけばいいかわからない。ただピリカちゃんの近くにいたい」と彼女の着物の袖を摘まみ、快くそれを受け入れてくれたピリカと共に、彼女の村へと向かう。
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関連人物
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◆神(アルセウス)
自分をタマゴの状態から育て上げた親のような存在だが、嫌い。
こんな使命を負わせて苦しみ藻掻く自分を笑ってみている所が大嫌い。とにかく嫌い。
一度反抗した事もあったが、左翼を折られボロボロにされてしまった上、心臓を握られた。眷属な為、逆らうことができない。幼い頃は懐いていた。
◆悪友 (ガブリアス♂)
自分と同じく神(アルセウス)の眷属の二人。仲間のような家族のような悪友。
ガブリアス♂→気高き龍の玉を持ち、時の神(ディアルガ)と空間の神(パルキア)と同じ性質(タイプ)を持つガブリアスは、時と空間の間で玉の管理を行っている『管理者』である。基本現世には役目がある時にのみ行動できる。
◆悪友(バクフーン/ヒスイの姿♂)
自分と同じく神(アルセウス)の眷属の二人。仲間のような家族のような悪友。
ムウマージ♂→反転の神(ギラティナ)と同じ性質(タイプ)を持つムウマージは、神より与えられる試練を乗り越える『挑戦者』が資格を放棄・レタに敗北した等が起こった時に、『挑戦者』の心を破壊する(廃人にする)『破壊者』の役目があるため、常時封印されている。
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世界を変えてくれた女の子
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共に旅をする事になった一人の少女の事。
いつも笑顔でいようと心がけている彼女の笑顔と、カラ元気な程に明るく前向きすぎる言動に違和感を感じたレタが相談に乗った事で距離が縮まった。
純粋にレタを慕い、使命に心が押しつぶされそうになりながらもいつも努力を惜しまないピリカに少しずつ心が開いていき、「こんな子がいるなら、人間も悪くないかもな」と徐々に人間嫌いが薄れていった。
自身でも気が付かないうちにピリカに心が癒され、彼女を求めている。
それは最早恋心と言っていいものだが、数百年間まともに感情を育てられずに来た為、これが恋心だと自覚していない。
自身が不老不死である事は、ピリカにだけは伝えている。
なぜ伝えたのかは自分でもわかっていない。
人間ではない自分のことを受け止めて欲しかったのか。
ただ、全てを知って欲しかったのか。
しかし、己に課せられた使命の事はどう思われるかが怖くて言えなかった。
そしてこの無自覚に行った行為は、自身が不老不死である事を告げても拒絶することなく、むしろ何も聞かずにそばに寄り添ってくれたピリカにさらに想いを募らせる事になってしまう。
出掛ける用事にピリカを誘ったり彼女にだけ接し方や言葉が優しかったりする為、他の仲間からはピリカに好意があると知られている。が、それを本人に言っても自覚がなく、また、「そんな一人の人間の男みたいな感情を自分が持つわけがない」とレタが思っている為、いつも笑って流す。
▼本編最終決戦にて
本編最終決戦にて。レタは主人公の最後の試練の相手を務める者『選定者』『審判者』として立ちはだかる。
神(アルセウス)から定められた使命・役割とはいえ、結果的に旅の仲間たちを裏切る事になってしまった事、わかってはいたがピリカに悲しい顔をさせてしまったことに半分自暴自棄になり仲間達に力を振るう。
最終的には、力に飲み込まれそうになるレタを、主人公に背中を押され託されたピリカが「一緒に帰りましょう」と手を伸ばし、主人公から試練を終わらせた者の権利を譲渡された事で神(アルセウス)に対し「貴方が私たちに与えた宝玉(プレート)のせいで多くの人が苦しみ、傷ついています。貴方に縛られて生きています。レタさんもそう…。もうあの人と私たち神授一族を弄ばないでください。難しいのでしたら、せめて私が生きているうちは自由をお与えてください」と申し出、受け入れられる。
レタにとってピリカは、神の眷属として縛られて生きて来た自分の自由をはじめて願ってくれた人であり、諦めていた自分の人生を、自分の人間嫌いの意識を、世界を変えてくれた人である。
人間と真摯に向きあうことをずっと恐れて来たレタは、自身のこのピリカへの想いは「幸せになってほしい」というものであり、大切な恩人に向けるものだと思っている。
後に、ピリカの結婚相手を自身が決める事を提案したり、式の祭司を務める事になったりする。
心の奥に渦巻く黒い感情から目を背けて。
彼が自身の本当の想いに気が付くのは、ピリカが老衰で死去した瞬間である。
不老不死の自分には絶対に叶えられない『老衰』という形でこの世を去る愛しい人の子。
シワが増えても、出逢った頃より細くなっても、どう外見が変わってもピリカへの気持ちは変わらない。
彼がピリカの最期にかけた言葉は、消え入りそうな声でただ一言。
「いかないで」
その後の彼は…。
▼草花に寄り添う長寿の樹
その後の彼は、「もう名を呼んでほしい人はいないから」と自身の名を『レタ』から『エンジュ(長寿の木の意味)』に変え、ピリカの一族を守ることに徹し、一つの村から大国へと育てあげ、その名の通りピリカの子孫を未来永劫守り通した。
▼ヒスイからシンオウになる間の出来事
ピリカの死の間際、神の眷属でもあるレタが彼女の手を握り強く「いかないでほしい」と願ったばかりに、ピリカの魂は現世に留まる事となり、遺骨が埋められた桜の樹と融合し、桜の精(思念体)のような存在となってしまう。
死者であるにも関わらず、生者に普通に触れられるほどのレタからの強い想いで現世に縛られ、最早文字通り化け物じみた存在となってしまったピリカは、レタがこの事を知ったら自責の念に囚われてしまうと思い、レタの前には決して姿を見せず、桜の花びらに隠れて生活をする。
しかしレタはピリカの気配を何となく察しており、探しても決して姿を見せようとしないピリカの様子に、彼女の魂をこの世に酷い形で留めてしまった事、生前に想いを自覚できなかったことなど、自分とはもう関わりたくないのだと思い込み、すれ違う。
紆余曲折の末、なんとか上記の事が解決した後は、まるでピリカと入れ替わるかのように彼女そっくりの子孫が誕生し、恋心を寄せられたりもするが、レタが生涯で愛しているのは、『当時、自分に優しい微笑みを向け、暖かい手で包んでくれたあの子(ピリカ)』のみ。
(レタは、“生まれ変わっても、あの時代で一生懸命自分の人生を歩み、隣にいてくれた愛しい子本人じゃないから、魂は同じでも違う子”スタンスが強め。)
レタが度々口にする「あの子」とはピリカのこと。
レタピリについての個別ページはこちら(外部リンク)
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外見
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【通常時】
いつも薄く微笑みを携えている。
見る人が見れば胡散臭い笑顔。
瞳は黒寄りの灰色。赤と青の模様が渦巻いている。
ハイライトは横に一つ。あまり瞳はキラキラしない。
目尻は丸く、睫毛は多め。
髪はツンツンの外ハネウルフヘアーを後ろで一つに結んでいる。
髪色は全体的に白髪だが、左側は薄い水色に、右側は薄い赤色に、真ん中の前髪とアホ毛のみ白く輝く。
インナーはノースリーブ。
帽子を外した姿を見たことがないとパーティ内で噂になっている。(イラスト等で帽子を被っていない絵があるのには目を瞑って下さい)
ヒール男子。
【覚醒時】
レタの本来の姿。
嘲笑うかのような歪んだ笑みを浮かべる。
一目で敵だとわかる笑顔。
瞳のハイライトはさらに小さく鋭くなる。
目尻は吊り上がり、細長め。
髪はボブのウルフヘアー。
通常時は帽子で隠していたが、頭に神の眷属の証である羽根が生えている。(初期イラスト等で帽子を被っていない時に羽根がないのには目を瞑って下さい。単純に忘れていました)
覚醒時は背中にも羽根が生えるが、左翼は神(アルセウス)に反抗した時に折られてしまった。
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うちよそ関係
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★お友達関係のみ募集しています。
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関連イラスト
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レタ×ピリカ
旧デザイン