ヤノ
- 真辮 紬
- 2024年12月10日
- 読了時間: 7分
更新日:3月1日

原型:オオニューラ♀
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参考台詞:
『見習い薬師のヤノです!いっぱい学ばせてください!』
『本家の人間が何をしているか…知りたくもない。関わりたくない、あんな人たち…』
『約束したんです。弟と。どんな毒もへっちゃらにするって。あたしがみんなのお薬になるの』
『あたしが諦めたら、弟の夢も叶わないから。弟の“夢”はまだ生きてるから』
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概要
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『pkg世界(LA)』に登場する人物。
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プロフィール
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名前:ヤノ
年齢:17歳
身長:164cm
一人称:あたし
二人称:あなた・きみ
誕生日:12月1日
誕生花:ヨモギ
家族:両親・弟(故人)
他血縁者:本家・分家多数
知情意:意
名前の由来:有名な薬草の一つヨモギのアイヌ語『ノヤ』
イメージカラー:水色・濃い紫色・濃いピンク色
イメージフラワー:ヨモギ
花言葉:『幸福』『平和』『平穏』『静穏』『夫婦愛』『決して離れない』
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人物
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神(アルセウス)から宝玉(プレート)を与えられ、伝説の英雄と共に深奥に挑んだ十人の英雄の子孫であり、馬酔木一族(毒タイプの一族)の分家筋の人間。
明るく前向きな薬師見習いの女の子。
いつも笑顔でいることを心がけており、周りの人間とコミュニケーションを取ろうと気を配り、寄り添える事ができる人間。
集団行動が不得意で、協調性よりも個々の能力に比重を置く一族の中では異質な存在。
表向き薬業を生業としている一族だが、数世代前までは毒薬を使っての暗殺業を行っており、分家は薬業に、本家は今でも暗殺を裏稼業としている為、ほの暗い雰囲気漂う一族の空気感が嫌いであり、過去の経験から本家の人間に対してだけは、憎しみの感情を心の中で抱いている。
フィールドワーク中は、頭に巻いたリボンを振るって獲物や薬草を捕らえたり、着物の袖のフリルを引き抜いて止血の布にしたり、袖口についている黄色いリボンは調合の時に袖を絞るためのものだったりと、結構アグレッシブでお洒落には無頓着。
亡くなった弟の夢を代わりに叶えるため、自分の想い・身体を犠牲にしてでも、成し遂げようと考えている。
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過去
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ヤノがまだ幼い頃、共に薬草取りに出掛けた弟が怪我をする事故が起こる。
そこまで大きな怪我ではなかったものの、運が悪く傷口から細菌がまわり、弟は床に臥せがちになってしまう。
自分のせいだという自責の念もあって薬を調合しては弟に飲ませていたが、弟の体調は悪化していくばかり。
そんなある日本家から新薬(毒タイプに効く毒)の毒見役として余命いくばくもない弟が指名される。
幼いヤノは弟を連れ出そうとするも見つかり、厳しい折檻を受け分家へ送り返される。
毒見役になった弟の死因は衰弱死。
ヤノは、最期に弟から託された「立派な薬師になって、姉さんがどんな毒もへっちゃらにしてよ」という遺言を胸に今日も生きる。
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関連人物
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◆弟(ヒスイニューラ♂)
ヤノのかわいい弟。
自分が、彼が命を落とす遠因になってしまったと考えている。
姉弟仲は最期まで良好で、ヤノが夢を諦めない理由は彼の存在が全て。
◆サチリ
本家の人間にして一族の跡継ぎ。
広く見て同世代ではあるが、サチリの闇期とヤノの闇期が重なっている為、お互いにあまり交流はしてこなかった。
嫌いな本家の人間でもまだマシな方という印象。
実は毒見役を行っていた弟の面倒をこっそり行っていた影の功労者。
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外見
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フィールドワーク中邪魔にならないように切り揃えられた前髪と短めの髪型。
一部に紫とピンクのカラーが入っている。(染めてはない)
長い睫毛にツンとした猫目。
血のように深い真っ赤な瞳。真ん中に縦に長い瞳孔が入っている。
ハイライトは三つ。
紫色のアイメイク有り。
小さな牙がチャームポイント。
一族の特徴として長身瘦躯が挙げられるが、肉付きはどちらかというとある方。
頭のリボンはフィールドワーク中に獲物や薬草を捕まえたり、色んな所に引っ掛けて移動したりする。
着物の袖はフリルではなく、怪我をした時の止血用の布。
袖口についている黄色いリボンは調合の時に袖を絞るためのもの。
帯についている花飾りは馬酔木。一族の証。
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うちよそ関係
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浦さん宅
◆ひたむきに想い続ける好きな人
浦さん宅のミゼンさん(ヒスイヌメルゴン♂)
いつものフィールドワーク中に重傷を負った所を、通り掛かったミゼンさんに治療され る。
その時、弟以外に初めて"自分の身を案じて"叱ってくれた優しいお医者様(ミゼンさん)が気になるようになる。
改めてお礼を言いたいと想いを募らせていたある日、医療部隊としてきらずさん達と共に派遣され、そこでミゼンさんと再会をする。
最初はミゼンさんの事を"優秀な優しいお医者様"として尊敬の眼差しを向けていたが、一緒に仕事をしていく内に、ミゼンさんの抱えているものの片鱗を感じ取り"支えたい・力になれるかな…"と恋慕う想いに変わっていく。
想いを自覚してからは、ミゼンさんにストレートに想いを伝えている。「だってヒスイの地は厳しいもの!想いは伝えられる時に伝えたいなって!」とは本人談。
ヤノは、弟の代わりに夢を叶えたいと自分を犠牲にすることに躊躇が無く、夢は諦めないが自身の命・未来についてはとうに諦めている節がある。が、その考えもミゼンさんの影響で変わりつつあり「もっとミゼンさんと一緒にいたい」「(弟の)夢も(自分の)想いも諦めるのはやだ…」と未来と自分への願望が徐々に出てくるようになった。
自分の恋心がミゼンさんを苦しめている事に気付き、一歩引いてしまう時期もあったがやっぱり諦めきれず、また真っ直ぐ気持ちを持ち続けると決める。
「自分勝手でワガママで独りよがりだけど、自分の中に生まれ育った"誰かを好き"という気持ちをマイナスなものに変換したくない」という想いからだった。
ミゼンさんには想いを寄せている女の子がおり、その子は現在行方不明。
複雑な想いを抱え続けるミゼンさんに「引きずってるなんて言わないで。ミゼンさんは今もその人に"想いを募らせている"んです!大事に想っている大切な感情(愛)を、鉛のように言わないで。…ミゼンさんがその人の事を今も変わらず好きでいても、あたしのこの気持ちは変わりません!その人ごとミゼンさんを愛してます!」と光差す診療所で告白する。
想いが通じ合ってからは(その前から?) 度々ミゼンさんの事を尻に敷くようになってきているとか。
◆浦さん宅の雪花菜さん(オオニューラ♀)
薬師として有名なきらずさんに弟子入りを志願するも、ご本人から断られる&周りから止められるで叶わず…。
ヤノとしては機会を狙ってもう一度お願いしたい!と思っている様子。
きらずさんからは、ヤノは行方不明のお弟子さん(瑰花さん/ヒスイニューラ♀)の進化系という事もあって「この子には夢を叶えてほしい」と姿を重ね、見守ってくださっており、ヤノも夢が叶ったら真っ先にきらずさんに報告に行こうと決めている。
◆浦さん宅の玫花さん(ニューラ♂)
弟を亡くしたヤノは、マイカさんを弟のように可愛く思っており、ついお姉さんぶりたくなってしまう。
恋バナに花を咲かせたり、日常の何気ないことを話したりと良好な友人関係。
好きな子ができたら真っ先に相談してくれる予定なので、ヤノは今からワクワクそわそわしている。
◆浦さん宅の瑰花さん(ヒスイニューラ♀)
ミゼンさん・きらずさんの大切な人であり、種族が同じである事から、どこか自分と重ねているんだろうなとほんのり感じ取っている。
ヤノにとっては叶うならば逢ってお話をしてみたい人であり、永遠の恋のライバル(一方的にだが)である。ミゼンさんの中にあるカイカさんへの想いごと愛すると決めている。
★お友達関係のみ募集しています。
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