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乙女(おとめ)

  • 執筆者の写真: 真辮 紬
    真辮 紬
  • 2024年11月13日
  • 読了時間: 7分

更新日:4月25日


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原型:★ドレディア

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参考台詞:

『今日も来てくれてありがとう。貴方たちの為に精一杯歌うわ』

『この業界について思いはあれど、私を応援してくれる人たちの気持ちまで、疑う気はないわ』

『貴方は私を追って挫折する方?それとも敵意を向ける方?』


『お疲れ様です。…ええ、わかっているわ。事務所様のご所望通りに』

『……アイドルって…なんて残酷なの』

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概要

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『pkg世界(SV外伝)』に登場する人物。自宅pkgアイドル界の主人公。

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プロフィール

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名前:乙女(おとめ)

年齢:18歳

身長:165cm


一人称:私

二人称:貴方


誕生日:5月24日

誕生花:オトメユリ


家族:母

他血縁者:無し


知情意:意

名前の由来:百合の種類『オトメユリ』

母親の『乙女のように清らかで可愛い女の子が生まれた嬉しさ』から

また 神をもてなすために神歌とともに舞う『八乙女』と呼ばれる舞。



イメージCV・曲

イメージCV:水樹奈々さん

イメージソング:

『フォニイ/可不』

『アイドル/YOASOBI』

『Luna say maybe/月村手毬(初星学園)』

『君の姿は僕に似ている/See-Saw』(乙女と紗百合)

『人間ってそんなものね/KOKIA』(乙女と紗百合)

『ファタール/GEMN』(幼馴染→乙女)

イメージカラー:黄緑、緑、ピンク

イメージフラワー:乙女百合

花言葉:『純潔』『私の心の姿』『飾らぬ美』

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人物

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自宅パルデアの大人気アイドル。

その活動範囲は各国(各地方)に広がっており、圧倒的知名度を誇る、芳しい花の香りを身に纏う大輪の花。

その輝かしく咲く姿から、ファンからは「乙女さま」「百合星さま」と呼ばれている。


大人びていて神秘的な雰囲気のアイドルだが、ファンへ向ける微笑みの可憐さと、パワフルで力強い歌唱力のギャップが魅力。ダンスも得意。


“天才”の称号を欲しいままにしているが、才能に驕らず、ストイックにレッスンに励む影の努力家。

しかし、事務所とは折り合いが悪く、『才能がなければ容赦なく潰される』『夢を持ってひたむきに努力しても報われなかった女の子』のアイドル業界を長年見て来たせいか、業界に対して強い反発心を持っており、事務所の上層部からは問題児扱いされていたりする。




▼事務所の方針と彼女の本音

上記のアイドル像は事務所の方針であり、本来の乙女の性格はクールでシニカル。

何に対しても冷静に対応し、常にしっかりとした芯のある佇まいでいる事を心がけている。

仕事以外で笑顔は一切見せない。笑わない。喜怒哀楽が欠けている。


過去の出来事から『感情も人間的にも欠けている自分』が、『才能』だけでアイドル業界のトップに君臨している事を嘲笑しており、自己肯定感が低い。

自分よりよほど真剣にアイドルを目指している、キラキラした後輩が夢破れ理不尽に落ちて行く姿と、欠けている人間である自分からの愛の言葉に嬉しそうなファンの姿を見て、複雑な想いを募らせている。

「自分よりアイドルになりたくて頑張っている子はいっぱいいるのに…」とアイドル業界に鬱屈した気持ちは抱えつつも、ファンからの期待には全力で応えたい・応えられなかった時が怖い為、努力は怠らない。

そしてそんなファンの期待に100%応えられる自分にのみアイデンティティを見出だしてもいる。

凡人と天才の違いに実は誰より敏感なのかもしれない。


良くも悪くも真面目で、人からの期待を無下にできない。

むしろその期待に応えられず、見捨てられてしまう事をひどく恐れている、繊細な心を持つ。




本編終盤、幼少期のとある事件で失った、首元に咲いていた花が悪影響を及ぼし、声が上手く出せなくなる。

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過去

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母は同じドレディア族の女性で、頭に大輪の花を咲かせ、種族特有の芳しい花の香りを身に纏う美女であり、『星憑き』と呼ばれる者が誕生する格式高い名家の生まれだった。

しかし、政略結婚ではなく恋愛結婚を望み、好意を持った男性と駆け落ちをし、乙女を出産。

しかし、乙女の誕生(意中の男性と結ばれたこと)を機に、徐々に頭に咲いていた美しい花は枯れ落ち、身に纏っていた花の香りも消え失せた。

乙女を産み、心身ともに女性から母親へと成長したことも相まって、夫からは前のような愛情を与えられなくなり、ついには母子共々捨てられてしまう。


自慢の花は枯れ、身に纏う香りも消え、夫に捨てられた母親は行き場のない感情の矛先を乙女へと向けた。

「この子を産んだばっかりに」「お前はね、生まれてこなければ良かったのよ」「あの子をこの腹から生み出してしまった事が後悔。気持ち悪い」…数々の言葉を浴びながら育った。


乙女が4歳ほどに育った頃、母の実家の人間が現れた。

『星憑き』の名家を束ねる当主が、乙女の中に眠る『星(★ジラーチ)の欠片』を察知し、迎えに来た。

母は、自分ではなく乙女が一族の目的だと知るや否や、癇癪を起こし、まだ咲きかけだった乙女の首元に咲く花を引きちぎり、首に手を掛けた。

当主は母を精神病棟へ入れ、乙女は一族が引き取ることになった。


それからしばらくは母の実家で暮らすも『家が決めた者と結婚せずに生まれた外部の子』として周りの大人たちから見られ、居心地はあまり良くなかった。

母に会いに病院に会いに行っても面会謝絶。どこにも居場所はなかった。


ある日、街でアイドルのスカウトに出会う。

どこにいても孤独だった乙女は新たな居場所を探して、そして母の入院費返済の為に芸能界へと入る。


しかし芸能界も険しい場所だった。

元々、歌とダンスの才能には天性のものがあり、めきめきと実力と人気を身に付け、トップアイドルとしての階段を登って行くが、非情なまでに実力主義な事務所との衝突・ファンが求める自分と本当の自分の乖離・同業者からの嫉妬など、現在も悩みは尽きない。



後ろで纏めている髪の髪飾りは、まだ母がまともだった頃、乙女がまだ感情を露わにしていた2歳ほどの幼い頃に、無理を言って買ってもらった唯一のもの。

宝物であり、いつも身につけている。

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関連人物

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◆紗百合(さゆり/ヒスイゾロア♀)

自身を追いかけてアイドルになった純粋でひたむきな女の子。

乙女という光を見て自分の中の闇を強くしてしまう女の子が多く『貴方は私を追って挫折する方?それとも敵意を向ける方?』との問いかけに初めて『貴方を越える方ですね』と答えた。

事務所の方針で、特性のイリュージョンを使って乙女に似た少女の姿で、(偽りの)双子の妹として活動させられている。


自身はまだ気付いていないが、既に故人。

死の間際に見た乙女のライブ中継に心惹かれ「まだ生きたい」「この人(光)に逢いたい」と強く願った結果生まれた思念体のようなもの。


◆★エルフーン♂

引き取られた一族の下で出逢った乙女の幼馴染。

ひつじの『星憑き』

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外見

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ふわふわのショートヘア。

朝中々纏まらないのが悩み。

左右共に横で三つ編み。後ろの髪は別で三つ編みに結っており、実はハーフアップ。


髪飾りは原型の横髪?と手をイメージ。

後ろの髪飾りはまだ母がまともだった頃、乙女がまだ感情を露わにしていた2歳ほどの幼い頃に、無理を言って買ってもらった唯一のもの。

フルール・ド・リス(百合)がモチーフ。


可愛いより美人系の顔立ち。

アイドル時は美しい微笑みを浮かべるが、プライベートは感情の起伏が無く、無表情。


睫毛は上下ともに長くたっぷりと。特に目尻に行くに連れて重く下に流れる。

濃い桃色の瞳。

ハイライトは下に大きく一つ。

アイメイクとリップ有り


ライブで使用するマイクと拡声器付きの傘は特別仕様。

マイクで拾った乙女の歌声を拡声器が会場いっぱいに広げる。

原型の頭の花をイメージ。


首元に咲く百合の花は造花。

首の傷痕を隠す役目もある。

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うちよそ関係

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紺/霧さん宅

◆私の永遠のライバル

紺さん宅のダルシネアさん(マスカーニャ♀)

同期のアイドルであり、ダルシネアさんが活躍していた当時では、乙女と世間からの人気を二分するほどの人気を誇っていた。

現役時代は何かと衝突も多かったが、お互いに時が立ち様々な事を経験した今現在は、良きライバルであり友。

ダルシネアさんは現役を退いてはいるが、乙女の中では「ダルは永遠に私のライバル」と思っている。

ネコのようにマイペースなダルシネアさんに振り回されつつ、笑顔の増えた現在の様子には、ちょっと羨ましい気持ちも。

恋を取ってアイドルを辞めたダルシネアさんを当時は「……バカな子」と複雑な感情で見送ったが、今の乙女なら少し、その気持ちがわかるかもしれない…。


◆かわいい後輩ちゃん

紺さん宅のマリさん(オリーニョ♀)

近頃活躍が目覚ましい後輩アイドルさん。

いつも全力の笑顔で挨拶をしてくれる、キラキラの太陽のようなマリさんの姿に実は癒されており「マリはいつも元気でいい子ね」と密かに可愛がっている。

ダルシネアさんへの愛がいっぱい詰まったマシンガントークにも耳を傾けて、しっかりと聞いている。


★お友達関係のみ募集しています。

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関連イラスト

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